xArm用コントローラーには設定可能な入出力端子(GPIO)が付属しており、
外部機器からの信号を受け取ったり、あるいは外部機器を操作したりする事ができます。

接続方法

旧世代コントローラー(今回の写真の機種)では背面うぐいす色の端子の内、CIx/COxがそれに当たります。

この例では、出力側をCO0に24V駆動の緑色LEDバーを、入力側をCI7としてパドルスイッチを接続しています。

  • 入力側:「パドルスイッチ 6A 125VAC」(通販コード P-02197)@秋月電子通商
  • 出力側:「 24V用【30cm】防水LEDテープライト 緑色」(通販コード EEHD-54ZB)@千石電商

出力を使用する場合、「24V-in」に24Vを供給する必要があります。通常はコントローラーのPWRと接続します。

GPIOの使用方法

UFactory/xArm Studioから操作する

OFFにする

Studioの「Settings」->「I/O」->「IO Commissioning」にて、GPIOの状態を確認したり操作する事ができます。

今回は接続したのみのため、Inputは定常状態のHigh、Outputは出力が無しの状態です。

 

ONにする

ボタンとLEDバー(24V)の動作をONにしてみました。

この状態で「IO Commissioning」を確認すると、CI7はGNDに落ちてONに、CO0は画面ボタンを切り替えた事で出力になり、上部画像のようにLEDバーが点灯しています。

Blocklyから使用する

Studioから操作する以外にも、プログラムからの変更も可能となっています。

例としてBlocklyであれば、以下のようなスクリプトを組む事でCI7のボタンの切り替えでCO0のLEDバーの点灯を切り替える事ができます。